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「野蛮の園」 (西川魯介/ジェッツコミックス/全3巻)

野蛮の園 (ジェッツコミックス)野蛮の園 (ジェッツコミックス)
(2003/03/28)
西川 魯介

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久しぶりに読み返したけど、やっぱり良い意味でひどいw
工業高専の話ですが、まんがタイム系の部活4コマでは至れない、
曇りなきアホの境地でステキです。


西川さんはメガネ好きにとって最後のヴァルハラ。サンクチュアリ。
それでいてなんつーかどこまでもマイナー路線な、独特の笑いが大好きです。
最近の著作買ってないから、ちゃんと揃えようかな。

あと改めて著作いろいろ読むと、
百合、メガネ、ショタ、若干の怪奇趣味等等、
kashmirさんとの共通点の多さに気づいたりして、面白い。
魂のカタチが一緒、というかw

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「抒情的恐怖群」 (高原英理/毎日新聞社)

抒情的恐怖群抒情的恐怖群
(2009/04/17)
高原 英理

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前作は「なぜあえて?」という作風でしたが、
(や、個人的には大好きだったんですけどね)
今回は完全回答。純度100%の暗黒小説。

洗練された無駄のない文章は、しかしどこか呪術的で、
淡々と描かれる残酷や倒錯は、ときにすごく美しい。
美意識が混乱する。恐怖と陶酔の壁が崩れる。
この錯乱こそが、高原さんの持ち味だと思います。
視点それ自体は恐ろしく客観的なのに。

↓以下、さらっと各話感想。

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「逆転検事」 (DS)

逆転検事逆転検事
()
不明

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ミツルギがちゃんとミツルギで、イトノコがちゃんとイトノコだった。
巧舟さん不在を経て、それが保たれてただけで、僕はけっこう満足ですよ。

とっちらかったインターフェイスだったり、
最終話の冗長さだったり、
イマイチ逆転劇じゃなかったり、
瑕疵は多いけれど、お話それ自体は面白かった。
国際事件はいつかやると思ってたので、やっときたかー、て感じ。

新キャラも逆裁マナーに則った曲者揃いで、
少なくとも、シナリオライター変更の違和感はあんまりないかと。
(皆無ではないですが…)

シリーズとして続くのであれば、システムは洗練されていくでしょうし、
物足りなさは残るけど、あの4の後に出たものとしては上出来だと思います。

逆転裁判の何が好きって、
すっとぼけたやりとりをしつつも肝心なところはハズさない、
「彼ら」を見てるのが好きなんで、ね。

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「生き屏風」 (田辺青蛙/角川ホラー文庫)

生き屏風 (角川ホラー文庫)生き屏風 (角川ホラー文庫)
(2008/10/25)
田辺 青蛙

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さらっと上品で、しみじみ、佳い。
梅酒みたいな作品だなあ。

村はずれの妖・皐月に持ち込まれる人間の厄介事の数々…ということで、
「また、しゃばけみたいなヤツかー」と思ってたら、もっとずっと、淡い。

現代的でクセのない文章、大きな起伏のない物語でとにかく地味ですが、
人々の仄かな想いがゆるやかに描かれていて――「なんかいい」のです。

「生き屏風」ラストの微笑ましいワンシーンとか、
「猫雪」の若旦那のささやかな願いとか、
猛烈に好きな「瞬間」がたくさんあって。

馬の首で眠る皐月や猫先生など、
しっかりと奇想を織り交ぜつつの、ゆるやかな詩情。
個人的には、ツボど真ん中でした。

密かに評判良いみたいだし、シリーズ化するといいですね。

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「シフォン主義」 (相対性理論)

シフォン主義シフォン主義
(2008/05/08)
相対性理論

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ちょいとミーハーに過ぎる気もしますが、ハマっちゃったから仕方ない。
新譜が鬼のように売れている、相対性理論の1stなど。


脱力感たっぷりの、淡白ロリ声vo(広橋涼さんっぽい声w)で歌われる、
言葉遊びのようでどこかSFチックな、ちょい未来型なポップチューン。
ほんのりジャーマンロックやインディギター勢を感じさせる、
ザックリ小粋なバンドサウンドも良い感じ。

とびきりキャッチーなのに温度を感じない、不思議ポップス。
vo・やくしまるえつこさんの声がめちゃくちゃ好きです。
上手いわけでも、特徴のある声でもないんだけど、
スッと耳に溶けていく、変な心地良さがあるというか。
キラーチューン「LOVEずっきゅん」を始め、5曲ぜんぶ、ヘビーローテ中。


彼女たちとか、あとCymbalsとか、
「なんちゃって感」というか「お遊び感」というか、
飄々とした佇まいのバンドがツボなのです。

「俺についてこい!」みたいな音楽も良いし、
「あたしの歌を聴けぇッ!」な音楽も良いですが、
「こんなんやってみたけど、どうよ?」って半笑いで問いかけてくる感じの、このスタンス。
これが、個人的にはすごく気持ちの良い距離感で。
ありそうでなかなかないこの手のお気に入りが増えて、純粋に嬉しいなあ、と。


そんな感じで、
久しぶりにCD買いました。名盤。

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